執筆始め16

プロットの書き方というのはいろいろあって、テンプレートのようなものが決まっているわけではないが、執筆ソフトの中には、プロットの書き方が標準化されているものもあるらしい。しかし、私の場合は本当にラフである。プロットの中には、必死になって、細かいところまで書くという人がいるというが、そこまで完璧に作ってしまうと、本文を書く時に、安心してしまい、まるで完成したかのような錯覚を持つのではないだろうか? しかし、それでは、本末転倒である。どこかの新人賞に出すのに、プロットまで提出させるところなどないからだ。とにかく、本文が大切で、プロットなどどうでもいいといってもいいだろう。そうなると、逆に、ラフに書く方がいいかも知れない。私のようにプロットと本文が、まったく違った内容で出来上がるということもあるようで、果たして、どっちがいいのか、それこそ試行錯誤して、自分にいいのを探せばいいのであり、オリジナルでも十分だと思うのでした(つづく)