2023-10-16から1日間の記事一覧

執筆始め19

カフェやファミレスでの執筆は、「写生をすること」ということから始まりました。それは、小説を書くということが、どういうことなのかということを感じさせるのでした。「どうして文章が続かないのか?」ということを考えると、「膨らませられないから」と…

執筆始め18

カフェやファミレスで執筆をするようになった。筆記先は、もちろん、原稿用紙ではなくノートである。お店に入ると、窓際の席にいつも座る。ここだと、表も見えるし、店内も、一望できる。最初は、「写生をしよう」という考えからだった。目の前で展開するこ…

執筆始め17

プロットを書き始めるには、さすがに最初は抵抗がありました。まず、どう作っていいのかがよく分からなかったし、文章もまともに書けないという気持ちの中で、プロットを作っても、本当に文章が続くのかという疑問があったからです。しかし、実際にやってみ…

執筆始め16

プロットの書き方というのはいろいろあって、テンプレートのようなものが決まっているわけではないが、執筆ソフトの中には、プロットの書き方が標準化されているものもあるらしい。しかし、私の場合は本当にラフである。プロットの中には、必死になって、細…

執筆始め15

「最後まで書き切る」ということは、口でいうほど簡単なことではない。特に、途中まで書けるようになってから、先に進むにつれて、自分で、何を書いているのか分からなくなることが往々にしてある。つまり、「どこを歩いているのかが分からない」ということ…

執筆始め14

ハウツー本というものを読んでいると、自分が書けない理由がどこにあるのか? という結論を最後に書いてくれているような気がした。ハウツー本というのは、最後に、一つ念を押すように書いていることとして、「書いている作品がどのようなものであれ、必ず最…

執筆始め13

ハウツー本の中には、小説の書き方を初心者から教えてくれるものもあります。基本的に、小学生の作文を書く前に習うようなことからあります。例えば、段落の後は一文字下げるだとか、禁則文字を上にもっていかない。あるいは、感嘆詞である、「?」「!」の…

執筆始め12

少し書けるという気持ちになった時、気分的に気が楽になったのか、余裕ができたというのか、今度は本屋に行って、「小説の書き方」なる、いわゆる「ハウツー本」を買ってきて、読んだりしていました。時代は、まだ、インターネットどころか、パソコンも普及…

執筆始め11

その次に考えたのが、「筆記具が悪いのではないか?」ということであった。「原稿用紙」というものが、何となくかしこまったように感じさせ、さらに縦書きということ、そして、マス目が大きかったりするので、書いていて、違和感が満載であった。そこで、普…

執筆始め10

最初の挫折のあと、「何が悪いんだろう?」と思っていましたが、その理由の中で最初に感じたのが、「家でやるから悪いんだ」と思い、やってきたのは、図書館の「勉強室?」でした。ここなら静かだと思っていたのですが、今度は、学生が多すぎて、却って気が…

執筆始め9

「いよいよ執筆!」ということで、威勢よく、机に座って、目の前に原稿用紙を広げ、自分の部屋という「完璧な空間」と思って、執筆を始めましたが、すぐに文章が詰まってしまい、先に進みません。やはり、気が散るのか、ついつい、テレビのスイッチをひねっ…